不動産売却を検討している方にとって気を付けたいことのひとつが、売却したい不動産が埋蔵文化財包蔵地と呼ばれる土地でないかどうか、ということです。
そこで今回は、埋蔵文化財包蔵地とはどんな土地であり、どんなデメリットがあるのか、埋蔵文化財包蔵地の不動産売却方法について解説します。
不動産売却をするなら知っておきたい！埋蔵文化財包蔵地とは？
埋蔵文化財包蔵地とは、石器や土器などが出土した土地や、遺跡が土の中に埋もれていることが周知されている土地のことを指します。
遺跡の具体例としては古墳や貝塚、古代の住居跡などが挙げられます。
そして、埋蔵文化財包蔵地の対象となっている土地は、全国でなんと約46万か所も存在しているのです。
そのため、不動産売却したい土地が埋蔵文化財包蔵地の対象になっている、という可能性も意外と少なくないのです。
不動産売却の対象となる土地が埋蔵文化財包蔵地でないかどうかは、市区町村の教育委員会が作成している遺跡地図・遺跡台帳で調べることが可能です。
埋蔵文化財包蔵地の不動産売却のデメリット
埋蔵文化財包蔵地とされている不動産売却の大きなデメリットは、一般的な不動産売却と比べて売却価格が安くなってしまうことです。
さらに、そういう土地のため、買主が見つかりにくいこともデメリットです。
買主側はそうしたリスクを避けるために「埋蔵文化財包蔵地は買わない」という選択をする傾向がどうしても強くなります。
埋蔵文化財包蔵地の不動産売却を成功させる方法
埋蔵文化財包蔵地の不動産は一般的な土地の不動産売却と比べるとどうしても不利になりがちですが、売却方法がないわけではありません。
おすすめの売却方法は、地元密着の不動産業者に埋蔵文化財包蔵地の売却仲介依頼をすることです。
地元密着の不動産業者であればその土地の事情にも精通しているため、現況の建物が建った経緯など綿密な事前調査を踏まえて埋蔵文化財包蔵地のリスクを細部まで分かるようにします。
そして、重要事項説明書にもわかりやすく、細かな内容を記載できるため、買主の不安を和らげられるという強みがあるのです。
たとえば堺市西区エリアでしたら弊社が得意としておりますので、ぜひご相談ください。
まとめ
埋蔵文化財包蔵地は、一般的な不動産売却よりも売却価格などが不利になりがちです。
しかし、少しでもその不利をカバーしたいのであれば、地元の土地事情に精通している地元密着の不動産業者に売却依頼をするのがおすすめです。
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