従来日本の家屋は木造が一般的でした。
高温多湿の日本の夏には、木の通気性の良さが適していたからです。
しかし最近では、換気システムやエアコン設備の発達にともない、通気性というメリットだけで木造住宅を選ぶことが減り、スタイリッシュなコンクリート打ちっぱなしの住宅を目にする機会も増えています。
今回は、鉄筋コンクリートの建物構造を持つ戸建住宅の特徴について解説していきます。
鉄筋コンクリートの建物構造を持つ戸建住宅の耐震性
地震大国の日本では、強い揺れにも耐えられる住宅が必要とされています。
そして、新耐震基準という法律も制定されています。
どちらも基準を満たしていることを前提に、鉄筋コンクリートと木造の建物を比較すると、前者のほうが耐震性に優れていると言われています。
過去に起きた大震災でも、前者のほうが被害が少なかったという報告があります。
一方で、鉄骨造りの住宅についても見ていきましょう。
鉄骨造りは、鉄筋コンクリートよりもさらに強度があり耐震性も優れていることで有名です。
しかし材料自体にかなりの重量があり、土地の地盤改良が必要でコストが多くかかるため、戸建住宅に選ばれることが少ない構造になります。
鉄筋コンクリートの建物構造を持つ戸建住宅の防音性
結論から言うと鉄筋コンクリートの住宅は、木造や鉄骨造りのものと比較すると高い防音性が期待できます。
木造住宅は、通気性が良いので音もそれだけ伝わりやすいのが特徴です。
また鉄骨造りの場合は、構造自体は頑丈で安心感が得られるのですが、遮音性に関しては木造のものと大きな違いはありません。
重圧のある建物だからといって防音性に優れているわけではないので、お子さまがいる家庭でこれを重視する方は注意してください。
鉄筋コンクリートの建物構造を持つ戸建住宅の耐用年数
購入した戸建住宅の耐用年数には、建物が使用できなくなるまでの年数や建物の価値が失われるまでの年数などがあります。
ここでは、法律が定めている建物の耐用年数について触れていきます。
鉄筋コンクリート造りの耐用年数は法律で47年と定められていますが、これを超えても快適に暮らしている方は多く存在します。
木造住宅は使用された木材により建物寿命に違いがでますが、法律では22年となっています。
しかし、築100年近い家屋に住んでいる方もいます。
最後に、鉄骨造りの場合は軽量で27年重量で34年になります。
これらを比較すると、鉄筋コンクリートの建物構造の寿命が一番長いと言えます。
ただし、法定耐用年数は目安でしかないので、メンテナンスによって建物の寿命は延ばせます。
まとめ
これからの人生をともに歩むマイホームには、快適で安全に暮らせることにあわせてオシャレな要素を取り入れたいと思う方も多くいることでしょう。
そしてそれが実現しやすい側面を持つ、鉄筋コンクリートの戸建住宅を選ぶ方が増えています。
しっかりとした造りなのでメンテナンス次第では、お子さまが大人になってからも住み続けることができます。
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