中古マンションを不動産売却するとき、駅近の物件が売却しやすいといわれる理由は、なぜなのでしょうか。
一方で、売却価格や買い手がつくタイミングは物件によって異なるため、駅近物件でも、高く売る方法や売れないときの対処法を知っておくことは大切です。
今回は駅近の中古マンションが売却しやすい理由とあわせて、高く売却する方法や売れないときの対処法についても解説します。
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中古マンションの売却!駅近物件が売却しやすい理由とは?
不動産売却をおこなう際、駅近の中古マンションが売れやすいといわれる理由には、立地や購入検討層のニーズが深く関わっています。
まずは、駅近の中古マンションを売り出すにあたって知っておきたい、売却しやすいといわれる理由から解説します。
資産価値の高さ
駅近の中古マンションとは、文字通り「駅から近い物件」のことを指しており、一般的には最寄り駅から徒歩10分以内の場合に駅近物件とされることが多いです。
そして、駅近の中古マンションが高く売却しやすい理由には、立地の良さが関係しています。
駅から近いことにより、交通の利便性に優れ、利便性の良さが人気につながっているため、資産価値が高い傾向にあるのです。
また、実際に駅から近い立地にあるほど、販売価格は高くなることが一般的です。
中古マンションの取引では、買主は設備などの条件よりも、立地からくる利便性をシビアに見る傾向もあります。
その理由は、築年数を経た中古マンションも、好立地であることは、時間の経過に影響されない資産価値となるためです。
つまり、駅近の中古マンションは、交通の利便性や人気の高さ、先々でも変わらない立地の良さが総合的に売却しやすい理由になっているといえるでしょう。
需要の高さ
駅近の中古マンションは、需要の高さがポイントです。
需要が高い理由のひとつには、通勤や通学に便利であることが挙げられます。
駅近であれば、移動の際に余裕をもったスケジュールを立てられるだけでなく、重い荷物や買い物を多くした日も帰宅しやすいことは、購入者に提供できるメリットです。
とくに、駅に直結した中古マンションの場合は、雨の日でも濡れずに便利です。
駅周辺は、日常的に利用できるスーパーマーケットなどの商業施設や、飲食店が多いエリアになっていることも珍しくありません。
商業施設などがそろい、人通りも多い立地にある駅近の物件は、夜も明るく防犯面についても安心しやすいケースが多いでしょう。
このような暮らしやすい環境も駅近物件の価値であり、購入検討層の需要が見込みやすく、売却しやすい理由となっています。
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駅近物件の売却!中古マンション売却で高く売る方法
高く売却しやすいといわれる駅近の中古マンションですが、相場と比べて安い価格での売却となってしまうケースも見られます。
ここでは、駅近の中古マンションを高く売却する方法について解説します。
売り出し価格を少し高く設定する
中古マンションを売却する際、売主は売り出し価格を決められ、価格設定も自由におこなうことが可能です。
しかし、売り出し価格を検討するときに気を付けたいのが、相場を見誤って安く価格設定することです。
たとえば、自分で過去の取引価格を調べて、その情報のみで売り出し価格を決めてしまうといったケースがあります。
駅近物件の相場が上昇しているときに、それに気づかず安く価格設定してしまうといったことが起きると、結果として高く売却することにはつながりません。
このような事態を避けるには、売り出し価格を相場よりも少し高くし、売却活動をスタートすることがコツです。
駅近の中古マンションの不動産売却では、立地の良さなどから、潜在的なターゲット層が多くいることも珍しくありません。
とくに人気の集まるエリアであれば、需要に対して、駅近物件の供給が少ない場合もあります。
売り出し価格を少し高く設定する際、独自に相場を判断するのではなく、エリア特性を熟知したプロである不動産会社に相談することもポイントです。
駅近にある中古マンションの売却活動をおこなうとき、弊社のような地域に密着した不動産会社は、適正な売り出し価格を見極めることができます。
相場より少し高く設定しておくことにより、反応が良くなかった場合でも、相場に価格を近づけるといった調整になります。
このような価格戦略は、価格を低く設定して安く売却してしまうことを防ぎ、高く売却するための方法のひとつです。
売却のタイミングも重要
中古マンションのなかには、先々で資産価値の上昇が考えられるケースもあります。
一方で、様子をみるかたちで先延ばしをすると、本当に売却したいタイミングや、希望する価格での売却が難しくなってしまうケースも見られます。
資産価値の上昇を待つ間は、居住していない場合であっても、固定資産税や修繕費用、管理費・共益費なども定期的に必要です。
また、高く売却するためにも気を付けたいのが、同じマンションから別の部屋が売り出されているタイミングで、同時に売却することです。
同じ中古マンション内では、別の部屋でも条件が似てくるため、差別化がはかりにくくなります。
早期売却を目指すと、価格競争になってしまいやすいことが注意点です。
価格競争を避け、適正な価格での売却を進めやすくするためにも、同じマンションで売り出し物件が出ていないうちに売却活動に取り組むことも重要です。
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駅近の中古マンションでも売却できない理由!対処法もご紹介
駅からの近さは、中古マンションの需要の高さにつながる要素ですが、不動産売却には、ほかにもさまざまな要素が影響してきます。
最後に、駅近の中古マンションでも売れないときの理由や、対処法をご紹介します。
価格が相場よりも著しく高い
駅近の中古マンションが売れないときに、考えられる理由のひとつが、価格が相場よりも高すぎるケースです。
中古マンションの購入を検討されている多くの方が、予算を設けています。
駅近物件を魅力的に感じていても、予算を大きく超えてしまうと、検討候補から外れてしまいやすいでしょう。
価格が売れない理由になっている可能性を判断する目安は、売却活動をおこなっているのに、内覧数が少ない場合です。
対処法は、相場を考慮した適正価格への見直しです。
適正価格を見直すためには、地域の特性を深く知る不動産会社にご相談いただくことが、対処法になります。
また、相場をつかむときには、不動産流通機構が運営するサイト「レインズマーケットインフォメーション」を利用するのも良いでしょう。
築年数やエリア、駅からの距離などの条件を設定して、成約価格を調べることができるため参考になります。
内覧の対処法を見直す
駅近の中古マンションが売却活動をはじめて、内覧希望は十分にあるのに、成約までいたらないケースもあります。
このような場合の売れない理由として可能性があるのは、内覧の準備や当日の対応が原因になっていることです。
売却の決め手となる内覧を成功させるための対処法は、内覧に訪れた購入希望者に好印象を与えるための準備です。
室内の整理整頓や掃除を徹底し、気持ちよくお迎えするようにしましょう。
駐車場がない場合の対処法
駅近の中古マンションは、交通の利便性がなく、マイカーがなくても生活しやすいことが魅力です。
しかし、利便性に関わらず、趣味で車をもっているケースもあります。
車を所有する方は、駅近物件を気に入った場合でも、駐車場がないと購入をあきらめてしまうことになりかねません。
売却する中古マンションで駐車場が確保できないときは、周辺の月極駐車場の情報を伝えることも有効な対処法です。
伝え方としては、物件情報に駐車場の情報を添えたり、内覧で直接伝えたりする方法などがあります。
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まとめ
駅近の中古マンションは、魅力が多く、需要の高さなどが売れやすい理由となっています。
しかし、なかには売れにくい場合もありますが、そのようなケースでも売却のための対処は可能です。
とくに価格設定は重要なポイントとなるため、地域の相場を十分に考慮して、適正価格を見極めることが大切です。
このブログの担当者✎
様々な情報を発信していきます(^^)!
私自身、学生の頃から不動産会社のチラシを見ることが好きだったこともあり、大手不動産会社で賃貸仲介業務に携わり、その後、外資系不動産会社にて海外富裕層のお客様向けに不動産売買のお手伝いを行ってきました。
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