マイホーム選びでは、生活がしやすいという点だけでなく、子育てがしやすいという点も重要です。
とくに子育ては、出産期・児童期・受験期など子どもの成長に伴って必要となるものが変化するため、自宅の周辺環境も把握したうえで選ぶ必要があるでしょう。
そこで今回は、子育てがしやすいマイホームの選び方を、立地と子どもの成長時期という2つのポイントに分けて解説します。
子育てがしやすいマイホーム選びは「立地」が重要
マイホームを建てる場所を選ぶときは、住む地域の自治体がどのようなサポートをしているかや家周辺にどのような施設があるのかなどを把握したうえで、決めるようにしましょう。
なぜなら、子育てをするときに自治体からの金銭的な支援があったり、周りの施設が充実していたりすると負担が軽減され、仕事と子育てを両立しやすくなるからです。
たとえば、「子どもの医療費無料」や「教育施設における授業料無償化」のような支援をおこなっている自治体は日本の各所に存在します。
また、周辺環境に保育園や幼稚園、公園や駅、病院などの施設が整っていると、さらに子育てがしやすく、子どもにとっても過ごしやすい環境になるといえるでしょう。
子育てがしやすいマイホームを選ぶポイントを成長時期別に解説
マイホーム選びでは、子どもの成長に合わせて利用できる施設が周辺にあるかという点もポイントです。
とくに出産・児童期・受験期の3つにわけて考えるとマイホームを建てる場所を絞れるでしょう。
出産子育て世代
出産したばかりの子育て世代の場合は、病院や薬局などが近くにあると安心です。
とくに生まれたばかりの子どもは、突然発熱したり、感染症にかかったりするため、すぐに対応できる環境を選ぶと良いでしょう。
児童期の子育て世代
児童期になると、塾や習い事などといった教育施設を利用する可能性が高くなります。
したがって、自宅周辺に無理なく通わせられる教育施設が充実しているかを把握しておきましょう。
また、児童期に入ると家の中だけでなく外でも子どもだけで遊ぶようになるため、周辺に気軽に遊べる公園や図書館などの施設があるとさらに良いです。
受験期の子育て世代
受験期の子育ての場合は、子どもの将来を見据えて中学校や高校、大学などへの受験をサポートできる施設があると良いでしょう。
たとえば、塾や予備校が周辺にいくつかあったり、または図書館のように勉強の場として使える施設があったりすると、受験期の子育てがしやすくなります。
このように子どもの成長に合わせて利用できる施設が自宅周辺に整っていると、保護者にとっても子どもにとってもストレスが少ない生活を送れるでしょう。
まとめ
子育てがしやすいマイホームを選ぶときは、子どもが成長するのに適した立地であるかどうかを意識するようにしてみてください。
とくに保育園や幼稚園・小学校・中学校などは頻繁に通うところであるため、無理なく通わせられるような場所を選べると良いでしょう。
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