住宅を購入するとき、将来的にリフォームができるかどうかは重要なポイントになるでしょう。
とくにマンションのような集合住宅では、一戸建てと異なり、リフォームができる範囲が限られていたり事前に準備が必要になったりすることがあります。
そこで今回は、これから住宅を購入しようと検討されている方に向けて、マンションのリフォームできる範囲と注意点についてご紹介します。
マンションのリフォームできる範囲とは
集合住宅であるマンションは、専有部分と共有部分から構成されています。
専有部分とは所有者個別の持ち分のことで、共有部分は専有部分以外の場所、つまりエレベーターや廊下、階段、玄関ホールなどを指します。
マンションにおいて所有者個人がリフォームできるのは、このうち専有部分のみです。
また、集合住宅において住民が快適に暮らすために、マンションの管理規約を遵守したうえでリフォームをおこなわなくてはなりません。
さらに、次の箇所は一見専有部分に見えがちですが、実は共有部分にあたるため、リフォームするときには注意が必要です。
●バルコニー
●窓サッシ
●玄関ドア
●パイプシャフト
マンションリフォームをする前にしておきたい準備とポイント
リフォームの流れとしては、まずショールームなどで相談し、その後現地調査や打ち合わせをしてから見積もりと契約、というのが一般的です。
ショールームなどにリフォームの相談をする前には、あらかじめ自宅の図面や間取り図、どのようにリフォームしたいかという要望書をまとめておくとスムーズに進行します。
また、リフォーム業者と契約を結んだ後、実際に施工する前には、近隣住民にリフォームをおこなう旨を伝えておくことも重要です。
リフォーム時には工事の期間や時間、騒音に対するお詫びなどを、自宅の階下、階上、その左右と両隣まで挨拶をしておくことをおすすめします。
マンションでリフォームをおこなうときの注意点
マンションの区分所有者は、専有部分をリフォームするとき、前もって管理組合の理事長に対して申請しておかなければなりません。
これは、マンション標準管理規約第17条によって定められています。
このように、マンションのリフォームには法律や規約に基づいておこなうことが原則となり、これに外れてしまった場合は工事の中止や原状回復を要求されることもあります。
あらかじめしっかりと確認し、問題がないリフォームかどうかを明らかにしておきましょう。
また最近では、管理組合の規約が厳しくなりつつあり、フローリングや壁をリフォームする際には遮音投球基準を満たす必要があるケースも少なくありません。
見栄えだけでなく、規約の内容や実用性に関しても注意を払う必要があるでしょう。
まとめ
今回は、これから住宅を購入しようと検討されている方に向けて、マンションのリフォームできる範囲と注意点についてご紹介しました。
分譲マンションの場合は、集合住宅であることを念頭に、近隣住民や管理組合の規約に反していないかどうか調べたうえでリフォームをおこないましょう。
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