失業や、病気して長期で仕事を休んだりと、思いがけないことが原因で住宅ローンの返済ができなくなってしまうことがあります。
もし、住宅ローンを返せなくなってしまったら、どうなるのでしょうか。
ここでは、住宅ローンの返済ができなくなった場合に発生するリスクや救済措置について解説していきましょう。
住宅ローンの返済ができなくなった場合に発生するリスク
住宅ローンの返済ができず滞納してしまうと、次のようなリスクがあります。
個人信用情報機関に記録される
返済を滞納してしまうと個人信用情報機関に記録されてしまうため、その後のカード利用や他のローンの審査通過が難しくなります。
全額一括返済を求められる
住宅ローンの支払いができなくなった場合、利用している金融機関へ保証会社が一時的に立て替えて残高の支払いをするのが一般的です。
その後、保証会社からローン残高の一括返済を求められ、このときに返済することができないと、住宅が競売にかけられる恐れがあります。
住宅が競売にかけられる
返済をしないままの状態が続くと、最後には住宅を競売にかけられることになります。
競売では相場の50~70%の価格で売却されることになり、残債を支払えない可能性が出てくる点にも注意が必要です。
住宅ローンの返済ができないときの救済措置とは?
住宅ローンを返済することが難しいと感じ始めたら、早めに行動することで競売などを免れることができる可能性があります。
住宅ローンの返済ができない場合の救済措置には次のようなものがあります。
●借り入れ先の金融機関に相談をして、返済の猶予や期間を変更してもらう
●金融機関から許可を得て、ローン残債がある住宅の任意売却を検討する
●一度住宅を売却して、新しい所有者に賃料を支払いながら自宅に住み続けることのできるリースバックを利用する
住宅ローンの返済が難しいときの間違った対処法
「住宅ローンの返済ができないかもしれない」そう思ったときには誰でも冷静ではいられなくなってしまうものです。
そんなときにしてしまいがちな、間違った対処法をご紹介します。
●ローン返済のために、消費者金融から借り入れをして、そのお金で住宅ローン返済に充てる
●身内から借金をして一時しのぎをする
●不動産の専門家ではない弁護士だけに相談してしまう
●家計をきりつめて無理をして返済を続ける
●月々の決められた金額より少ない額で返済をする
●競売になって近所の住民に知られることを恐れて、何も対処せずに引っ越しをしてしまう
●滞納を放置しておく
これらの間違った対処法によって時間が過ぎると、状況は悪化する一方です。
もしも住宅ローンの支払いが難しいということに気付いたら、できるだけ早く専門家に相談することが大切です。
まとめ
住宅ローンの支払いが難しくなった場合、最悪の場合は住宅を競売にかけられて相場より安く売却することになってしまいます。
住宅ローンを返済できない場合の救済措置というものがいくつかあります。
間違った対処法やそのまま放置して滞納したりせずに、少しでも早く専門家に相談して、適切な対処をしましょう。
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