不動産売却を検討しているけど、「どれぐらいの期間がかかるのだろう」「住み替えまでに売却できるのだろうか」というご不安はありませんか?
不動産売却の期間について不安を感じている方は多いため、安心して売却活動が進められるよう一般的にどれぐらいの期間で売却できるのか知っておくと安心です。
そこで今回は、不動産売却の期間や長引く原因・対処法についてお話ししていきたいと思います。
不動産売却にかかるおおよその期間は?
不動産売却をスタートしてから実際に引き渡しまでの期間は、一般的に3か月~6か月程度が目安といわれています。
需要の高い物件の場合はもっと早く売却できる可能性もありますが、条件によっては買主がなかなか見つからず売却に時間がかかってしまうケースもあるでしょう。
不動産売却の一般的な流れとしては、まずは情報収集をおこない、同じようなエリアの物件の価格相場を確認し不動産会社に査定を依頼することからスタートします。
この期間が約2週間から1か月程度かかり、その後不動産会社と契約を結び本格的に売却活動を開始して内覧・条件交渉などで約3か月~6か月かかるのが一般的です。
条件がまとまれば売買契約を締結しますが、買主が住宅ローンを利用する場合はローン審査に2週間~1か月程度かかることもあります。
売買契約時に手付金を受け取り、残金の決済時に物件の引き渡しという流れとなります。
不動産売却が長引く原因とは?
不動産売却が長引く原因として考えられるのは、販売価格が高いケースです。
販売価格がそのエリアの相場よりも高い物件は、売却に時間がかかってしまう傾向にあるので注意が必要です。
また、エリアも不動産売却には大きく関係しており、似たような競合物件が複数あるエリアでは条件が良い物件に購入希望者が流れてしまう可能性があります。
不動産は人が動く時期の「春と秋」がもっとも売れやすい時期といわれており、この時期を外しての売却活動は時間がかかることを覚えておきましょう。
不動産売却が長引くのを防ぐ方法と対処法
不動産売却をスムーズにおこない長引かせない方法・対処法として検討したいのが、販売価格の見直しです。
相場に対して販売価格が高いと長く売れ残ってしまう可能性があり、家は時間が経つほど価値が下がってしまうため思い切って販売価格を下げると売却しやすくなります。
また、内覧者は多いけれど契約までつながらないという場合は、物件の内覧で決め手にかけるということです。
内覧の際に印象が良くなるよう、室内の清掃や整理整頓を再度見直すのが効果的です。
希望の期間で売却が難しい場合は、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」という方法があります。
仲介で売却する場合の7~8割程度の買取価格となりますが、購入希望者を探さなくて良いのですぐに売却できます。
まとめ
不動産売却で一般的にかかる期間は約3か月~6か月が目安とされています。
売却期間を長引かせる原因として、売り出しの時期や価格・競合物件などが大きく関係しているため、売却がスムーズに進まない場合は、販売価格などを再度見直すことを検討してみましょう。
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