底地とはどのような土地なのかを売却方法もあわせて解説

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カテゴリ：◇売却のこと◇ 2023-01-25

不動産を売却しようと思った場合、あまり聞いたことのない言葉に戸惑ってしまう方も多いでしょう。
たとえ聞いたことのない言葉であっても、前もって理解しておかないとスムーズな売却ができなくなる可能性もあります。
今回の記事では、不動産についての言葉のひとつである「底地」とはどのような土地のことか、メリット・デメリットや売却方法とあわせて解説していきます。

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売却前に知っておきたい底地とはどのような特徴の土地のことか解説

底地とは、借地権が付いている土地のことを言います。
このタイプの土地は貸地となっているため、借主が建物を建てて住んでいる場合も多く、高値で売却することが難しいのが現実です。
この土地の所有者は地主であるため、敷地の借主から賃料を受け取れる底地権があります。
一方、敷地を借りている借主には借地権が発生するため、所有者が自由に敷地を使用はできません。
また、たとえ敷地を自由に使用していなくても、所有者にはその敷地に対して納税義務があります。

底地の売却で考えられるメリットとデメリットについてご紹介

底地を売却する場合、どのようなメリットとデメリットがあるのか、ご紹介していきましょう。
地主は、たとえ自分で使用することができない土地であっても、所有者である限り固定資産税をはじめとした税金を払い続ける義務があります。
そのため、売却して手放せば税金を支払う必要がなくなるのが、大きなメリットです。
また、土地ひとつに対して底地権と借地権という2つの権利が発生すると、資産価値を下げてしまいます。
そのような土地を売って現金化するほうが使い勝手がよくなります。
一方、このタイプの土地を売ってしまうと、借主から賃料を受け取れなくなるのがデメリットです。

底地をスムーズに売却する方法について解説

一般的に売却が難しいと考えられている底地を、スムーズに売却するための方法について解説していきます。
土地を売却するのにいちばん適していると言えるのは借地人です。
土地を買い取れば自分の土地になるため、家を建てて住んでいる借地人は毎月賃料を支払う必要がなくなるというメリットがあります。
更新料が必要となる借地権の更新時期や建て替えの相談をされたときなどが、借地人に購入をすすめやすいタイミングです。
もうひとつの売り方として等価交換という方法があります。
等価交換とは土地のすべてを借地人に売らず、土地の所有権と借地権の一部ずつを交換して分筆する方法で、地主と借地人それぞれが土地の完全所有権を持つことが可能です。

まとめ

底地とは借地権の付いた土地のことで、自由に使えるのは土地の賃料を支払っている借主になります。
このタイプの土地は売却しにくいと考えられていますが、こちらの記事でご紹介したように売却するための方法もあります。
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