一戸建てを購入するときには室内の間取りや家のデザインを重視するものですが、同じように家の庭にもこだわる方は少なくありません。
庭は、地面に使用する素材によって見た目や雰囲気が変わります。
今回の記事では、庭の地面の素材に多い芝や砂利、コンクリートなどの特徴について、メリット・デメリットとあわせてご紹介します。
庭の地面の素材①芝
庭の地面に使用することの多い素材のひとつが芝です。
庭を美しい緑色で彩ってくれる芝には、天然の芝と人工の芝の2種類があります。
天然芝は四季に合わせて色合いが異なり美しい風景を演出してくれる点がメリットで、比較的リーズナブルな価格で購入できる点も魅力です。
一方、日当たりや風通しによって育たないことがある点やこまめな手入れが必要な点がデメリットと言えます。
人工芝はこまめな手入れが不要で長期間美しい状態を保てるメリットがありますが、8～10年ごとに張り替えをするためコストがかかるデメリットがあります。
庭の地面の素材②砂利
砂利も庭に敷く素材として人気があり、リーズナブルな砂利から高価なものまでさまざまな種類があるので、好みのものを選びやすい点がメリットです。
また、人が歩くと音がするため、防犯効果が高い点や雨の日に水たまりやぬかるみができにくい点からも人気があります。
デメリットとしては、砂利は細かいためまとまりにくく、掃き掃除がしにくい点、砂利の間に雑草が生えやすくなる点が挙げられます。
庭の地面の素材③コンクリート
庭の地面をコンクリートにするメリットは耐久性が高い点で、車の重さにもたえられるため、駐車場として使用したいときにも最適です。
半永久的に良い状態をキープできるコンクリートも多く、こまめな手入れや張り替えが必要ありません。
また、雑草や虫が発生しにくく、水はけが良いメリットもあり、結果として家そのものが劣化しにくくなる効果もあります。
ただし、コンクリートは日差しの照り返しが強いため、真夏には暑さを感じやすくなる点がデメリットと言えるでしょう。
芝や砂利など他の素材に比べて施工に時間がかかり、コストも高くなりがちな点に注意が必要です。
まとめ
一戸建てを購入する際には、庭の地面にどのような素材を使用するかについても考えるようにしたいものです。
長期間使い続けるものなので、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、扱いやすい素材、家のデザインに合う素材を選びましょう。
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