中古マンションの売却をお考えの方にとって、平均的な内見件数は気になるポイントなのではないでしょうか。
平均的な内見件数を知っておけば売却活動の見通しが立ち、安心できるでしょう。
内見は売却を成功させるうえで重要な要素になるため、内見件数が少ないときや、内見件数はあるのに成約に至らないときの対策についてもおさえておきましょう。
中古マンションの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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中古マンション売却の平均的な内見件数について
中古マンションの平均的な内見件数を把握することで、売却活動に対する焦りを軽減できます。
不動産売却における焦りや不安を解消するためにも、平均的な内見件数を事前に知っておくことが重要です。
自身のケースと比較し、売却戦略に有益な情報としてご活用ください。
平均的な内見件数
中古マンションの売却には、通常約10回の内見が必要とされます。
内見は主に週末におこなわれ、1週間に1回の頻度で実施されることが多いため、売却までには約2〜3か月の期間がかかる計算となります。
ただし、これらの内見がすべて成約につながるわけではありません。
中古マンションの売却は、条件が合致する買い手との出会いやタイミングに左右されるものです。
したがって、1回の内見で成約する場合もあれば、逆に20件や30件といった多くの内見を重ねてもなかなか売却に至らない場合も珍しくありません。
平均内見件数は運やタイミングなどの影響が大きく、ケースバイケースで異なります。
こうした点に注意し、過度なこだわりを持たないようにしましょう。
最終的な成約においては、買い手とのご縁が重要で、売却を検討する際には、物件がどのような方に向いているかを事前に考えておくことが重要です。
たとえば、「小学生くらいのお子さまがいるご家族」など、具体的なプロファイルをイメージしておくと良いでしょう。
イメージに合致する方が内見に訪れた際には、物件の魅力を最大限にアピールし、売却のチャンスを逃さないように心掛けましょう。
少ない内見件数で成約に至るケース
高額な不動産を購入する際、多くの方は他の物件と比較し、最終的に理想に近い物件を選択します。
内見時は必ずほかの物件と比較されることが一般的です。
競合が激しいなかで、成約までに内見が少ないケースもまれに見られます。
これは、複数の内見を経た買い手が今まで見たどの物件よりも魅力的だと感じた場合や、売却前から購入を検討していた場合などが挙げられます。
具体的なポイントでの差別化がある場合、たとえば「立地が良い」「築年数が浅く、設備が整っている」など、これらのアピールポイントがあると、少ない内見件数で成約が決まる可能性があります。
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中古マンション売却の内見件数が少ないときの対策について
中古マンションの売却において、内見件数が少ないというお悩みはよく耳にします。
内見が少ないと成約に繋がりにくいため、まずは内見件数を増やすことが成功の鍵となります。
中古マンションの売却において内見が少ない場合、以下の3つの対策を検討してみてください。
内見件数が少ないときの対策①価格の見直し
買い手はできるだけ安価でより良い物件を購入したいと考えるため、相場より高額な物件には手を出しません。
販売価格が市場相場と乖離している場合、購入希望者はよりリーズナブルな物件に流れてしまい、内見件数が減少します。
同じ地域の類似物件の売却状況を逐一確認し、価格動向を把握しておくことが重要です。
また、売り出した物件の価格が高すぎると感じた場合は、値下げを検討しましょう。
マンションの売却においては、売り初めから3か月が重要な時期とされています。
3か月を過ぎると、販売価格と成約価格の差である「価格乖離率」が高まることがデータに示されています。
より満足度の高い売却を実現するためには、適正な価格設定に心がけることが重要です。
内見件数が少ないときの対策②改修時期を避ける
中古マンションを売却する際には、大規模修繕や改修がおこなわれる時期を避ける方が賢明です。
大規模修繕は、マンションの資産価値を維持するために10〜15年ごとに実施される工事であり、その費用は住民の積立金から賄われます。
修繕後には、積立金が増額される可能性があり、これが買い手にとって懸念材料となることも考えられます。
したがって、修繕や改修のタイミングでの売却は、マンション全体の雰囲気が把握しづらく、魅力が伝わりにくいためおすすめできません。
同様に、給湯器の交換時期にも留意すべきです。
通常、給湯器は10〜15年ごとの交換が推奨されています。
売却後に交換時期が迫っていると、買い手にとっては負担がかかる可能性があるため、交換の時期が近づいている場合は売却を避ける方が良いでしょう。
内見件数が少ないときの対策③魅力的な写真を掲載する
マンションを購入希望する多くの人は、ますます先に売り出された物件の情報を収集し、内見のために申し込みをおこないます。
内見の件数が少ない原因は、おそらく物件情報の写真にあります。
掲載されている写真が物件の魅力を最大限に表しているかどうかを確認しましょう。
物件写真は少なくても多くの方が親切で情報が伝わりやすいです。
内部の様子だけでなく、外観や周辺環境が分かる写真も効果的です。
室内写真は太陽光が差し込む時間帯に撮影し、明るく見えるように工夫しましょう。
また、物がたくさん置かれているよりも、整った状態のほうが室内は広く見えます。
掲載される写真が売却のチャンスに影響することを意識して、写真の選択に注意しましょう。
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中古マンションの売却!内見件数は多いのに成約に至らない際の対策について
内見件数が多いほど売却チャンスがあると言えますが、内見件数が多いのになかなか成約に至らない場合は内見の内容に問題があるかもしれません。
内見件数は多いのに成約に至らない場合は、以下の対策をお試しください。
万全の準備をして購入希望者を迎える
内見件数が確保できている場合、広告宣伝活動は順調と言えるでしょう。
しかし、内見後になかなか成約に結びつかない場合は、物件情報や掲載写真と実物のイメージにずれが生じている可能性があります。
ずれを感じさせないように、部屋をきれいに整えたり、広く見せる工夫をしましょう。
内見時、購入希望者はあらゆる箇所に目を向けるため、水回りや玄関、フローリングなどを念入りに掃除しておくことが重要です。
とくに玄関は購入希望者が初めて目にする場所であり、印象に残りやすいため、しっかりと対策しておくことがおすすめです。
住みながら売却する場合は、とくに玄関は生活感が出やすいため、整理整頓や消臭対策をおこないましょう。
また、玄関先に置いてあるお子さまのおもちゃや傘なども内見時は片付けておくと好印象を与えます。
購入希望者に寄り添った対応をおこなう
住みながら中古マンションを売却する際、売り手が内見に立ち会うケースが一般的です。
内見は購入希望者に物件の魅力を直接伝える機会であり、あらかじめ話したいことを整理しておくことが重要です。
購入希望者は中古マンションの取得や転居に関して不安を感じることがあります。
不安や疑問を解消できるよう誠意ある対応をすれば、成約に繋がる可能性があります。
中古マンションの売却において、居住者が周囲の環境や住み心地に詳しいというメリットがあります。
購入希望者が物件を安心して選べるよう、教育環境や医療施設など生活に密着した情報を提供すると良いでしょう。
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まとめ
中古マンションの売却において内見は重要な局面だと言えるでしょう。
成約までの内見件数は平均して10件ほどであり、根気良く売却活動を進めていくことが大切です。
中古マンションの内見時はマイナス要因をできるだけ減らし、イメージ以上の好印象を与えられるよう事前準備をおこないましょう。
このブログの担当者✎
様々な情報を発信していきます(^^)!
私自身、学生の頃から不動産会社のチラシを見ることが好きだったこともあり、大手不動産会社で賃貸仲介業務に携わり、その後、外資系不動産会社にて海外富裕層のお客様向けに不動産売買のお手伝いを行ってきました。
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