目次
不動産を身近な方に気付かれずに売却をしたいが、どのように売却活動進めたら良いのか分からなくて困っている方もいらっしゃるでしょう。
気付かれずに不動産を売却する場合には、仲介を依頼する不動産会社との間で交わす媒介契約の種類の選び方から慎重に進める必要があります。
そこで今回は、空き家を誰にも気付かれずに売却したい方向けに、媒介契約の種類と売却活動の進め方、売却完了までにかかる期間についてご紹介します。
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気付かれずに不動産の売却をおこなう方法①:媒介契約の種類について
不動産と交わす媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3つの種類があります。
身近な方に気付かれずに不動産の売却をおこなうために、それぞれの媒介契約の特徴を理解し、ご自身にとって最適な契約方法を選びましょう。
3つの媒介契約について、それぞれ以下にご紹介します。
一般媒介契約
一般媒介契約とは、複数の不動産会社に対して不動産の売却を依頼できる媒介契約です。
需要が高いエリアにある物件だと、複数の不動産会社が競い合って買い手を探してくれるため、より早く買い手が見つかるのがメリットです。
また、レインズ(指定流通機構)へ登録する義務がないため、身近な方に気付かれずに売却できる可能性が高まります。
レインズとは、全国に点在している約12.4万社ある不動産会社と物件情報を共有しているコンピューターネットワークシステムです。
レインズに物件情報が開示されると、全国の不動産会社がいつでも物件を閲覧できる状態になります。
したがって身近な方が不動産会社で購入する不動産を探していた場合、ご自身の不動産を紹介される恐れがありますが、一般媒介契約だと、不動産の情報が全国的に開示されないため、安心してひっそりと売却活動が進められるでしょう。
なお、一般媒介契約は、不動産会社から売り手への売却活動の進捗情報を提出する義務がない点には注意なさってください。
専属専任媒介契約・専任媒介契約
専属専任媒介契約・専任媒介契約は、媒介契約が結べる不動産会社が1社だけに限定されます。
不動産会社は、専属専任媒介契約だと7日に1回以上、専任媒介契約だと14日に1回以上の進捗情報を売り手に提出する義務があるため、手厚いサポートが受けられるのがメリットです。
売り手が自分で買い手を見つけた場合、専任媒介契約だと直接の契約が可能ですが、専属専任媒介契約だと不動産会社に仲介を依頼しなければなりません。
これらの媒介契約だと、レインズへの登録が義務付けられてしまいます。
しかし、ホームページや不動産ポータルサイト、折り込みチラシなどへの広告転載不可の設定ができるため、身近な方に気付かれる可能性が下がるでしょう。
レインズによって身近な方に不動産売却を知られてしまう可能性もありますが、手厚いサポートを受けながら安心して売却を進めたい方は、専属専任媒介契約・専任媒介契約を選ぶと良いです。
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気付かれずに不動産の売却をおこなう方法②:売却活動について
身近な方に気付かれずに不動産の売却を成功させるためにも、慎重に売却活動を進めていかなければなりません。
気付かれずに不動産の売却ができる売却活動の方法について、以下にご紹介します。
信頼性のある不動産会社を見つける
身近な方に気付かれずに不動産の売却を成功させるために、信頼性のある不動産会社に依頼するのもおすすめの売却活動です。
まずは、依頼したい不動産会社が、個人情報の取り扱いに徹底しているかを見極めましょう。
他の顧客の情報を軽率に伝えてくる不動産会社には、注意が必要です。
次に、身近な方に気付かれずに不動産の売却を成功した実績があるかを確認するのもおすすめです。
不動産会社に直接、内密に売却活動を進めた経験があるかを問い合わせてみましょう。
そして信頼性のある不動産会社を見つけたら、前もって気付かれずに売却活動を進めたい旨を伝えておくと良いです。
広告方法に配慮しつつ、親身になって売却活動を進めてくれます。
たとえば、広告宣伝を抑えて、手持ちの顧客にのみ物件を紹介することができます。
不動産会社には、物件の購入を検討している方も来客しているため、購入希望者の顧客リストを持っているのが一般的です。
顧客を限定した売却活動になり、時間がかかる恐れがありますが、身近な方に気付かれずに売却できる可能性が高い売却方法といえます。
不動産会社に買い取ってもらう
身近な方に気付かれずに不動産の売却を成功させるために、不動産会社に不動産を直接買い取ってもらうのもおすすめの売却活動です。
不動産会社に仲介を依頼すると、買い手を探すために売却活動を進めるため、広告方法に配慮したとしても気付かれてしまう可能性はあるといえます。
しかし、不動産会社が直接買い取る方法だと、売却活動が省かれるため、身近な方に気付かれずに売却できる可能性がより高くなります。
不動産会社による買取だと、査定額に同意できたらそのまま売却が可能です。
売却活動に時間を要することなく、スピーディに売却が完了できます。
なお、不動産会社は買い取った不動産にリフォームを施してから再販するため、売却価格が通常の仲介よりも3割ほど下がる点には注意なさってください。
より身近な方に気付かれずに早く売却したい方には、不動産会社の買取による売却方法がおすすめです。
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気付かれずに不動産の売却をおこなう方法③:売却完了までの期間
あらかじめ、不動産の売却が完了するまでにどのくらいの期間がかかるのかを知っておくと、予定が立てやすいでしょう。
不動産の売却が完了するまでの目安の期間について、以下にご紹介します。
仲介による売却までの期間
通常の仲介による不動産の売却が完了するまでの期間は、約3〜6か月が目安です。
不動産会社と媒介契約を交わし、買い手を探すための売却活動をおこない、買い手との契約と決算・引き渡しまでの期間が入ります。
しかし、通常の不動産売却だと、売却活動にて広告宣伝を手広くおこなうため、買い手が見つかるチャンスが多いのです。
一方で身近な方に気付かれずに売却活動をおこなうと、広告宣伝を抑える必要があり、物件をアピールできる顧客が限られてしまいます。
そのため、通常の仲介よりも、売却が完了するまでの期間が長くなる可能性が高まるといえます。
気付かれずに不動産を仲介にて売却したい場合は、時間に余裕を持って売却活動に挑みましょう。
買取による売却までの期間
不動産会社に不動産を買い取ってもらう場合、売却が完了するまでの期間は、3日〜1週間が目安です。
買取だと、買い手を探す売却活動が省かれます。
そのため、不動産会社が提示した売却価格に合意できたならば、圧倒的な早さで売却が可能です。
さらに、より身近な方に気付かれずに売却できる方法でもあるといえます。
早期に、気付かれずに売却を済ませたい方は、不動産会社に売却したい不動産を買い取ってもらうと良いです。
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まとめ
身近な方に気付かれずに不動産の売却をおこなうには、まずはご自身にあった媒介契約を選びましょう。
次に、売却活動においては、信頼性のある不動産会社を探し出し、手持ちの顧客にターゲットに絞ったり、不動産会社に買い取ってもらったりする売却活動がおすすめです。
気付かれずに仲介で売却をおこなう際には、通常よりも時間を要する可能性がある点には注意なさってください。
このブログの担当者✎
様々な情報を発信していきます(^^)!
私自身、学生の頃から不動産会社のチラシを見ることが好きだったこともあり、大手不動産会社で賃貸仲介業務に携わり、その後、外資系不動産会社にて海外富裕層のお客様向けに不動産売買のお手伝いを行ってきました。
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