不動産売却では、居住中に家を売る方法がありますが、この場合は自分が家に住んでいる状態で内覧対応をしなくてはなりません。
しかし、なかにはそれをストレスに感じてしまう方もいらっしゃいます。
今回は、居住中の内覧がストレスになる理由や対処法、また内覧なしで売る方法を解説していきます。
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居住中の内覧がストレスになる理由とは?
居住中に家を売る場合、少なからずストレスを感じてしまう可能性があります。
以下で、その理由を見てみましょう。
見知らぬ方を家に上げることに抵抗を覚える
本来であれば、家は自分だけのプライベートな空間です。
しかし、家を売却する場合には、内覧対応が必要になるため、プライベートな空間に他人を招き入れなくてなりません。
たとえ、不動産売却において必要な工程であると分かっていても、見知らぬ人間を家に上げることに抵抗を覚えてしまう方は少なくないのです。
また、リビングや寝室など、居住中の状態を見られてしまうのを、どこか恥ずかしく感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、購入希望者は、家を購入するか真剣に検討しているからこそ、室内の細かいところまで確認します。
とはいっても、ご自身のプライベートな空間を覗かれることに抵抗感を覚えてしまうかもしれません。
マナーが悪い購入希望者も
悲しいことに、誰しもがマナーを守って内覧してくれるわけではありません。
購入希望者のなかには、失礼な態度をとられてしまうこともあるかもしれません。
たとえば、挨拶をしない、子どもが大声で騒いだり、走り回ったりしているのに注意しない、許可なく撮影をするなどです。
相手を不快にさせないためにも、マナーは守るべきものですが、こうした考えを持たず自由に振る舞う方もいらっしゃいます。
そういった、マナーの悪さに耐え切れず、内覧対応をするのが苦痛になったり、場合によっては家を売るのが億劫に感じたりするでしょう。
掃除が大変
居住中だと、常にきれいな状態を保つというのは、なかなか難しいことではないでしょうか。
常日頃から、いつでも完璧な状態を保っていますという方は、恐らくいらっしゃらないでしょう。
しかし、内見希望の連絡が来た場合、いつでも誰かを迎えられる状態に整えることが必要になります。
そのため、内見をおこなう度に掃除をするのが大変で、心身が疲れてしまう方も少なからずいらっしゃいます。
とくに、小さな子どもがいる場合は、掃除が大変になるかもしれません。
子どもが散らかした部屋を毎回片づけるのは、保護者にとって骨の折れる作業になります。
また、普段仕事をしている方にとっては、忙しい中で掃除をする時間を捻出しなくてはなりません。
こうした、さまざまな苦労がストレスになり、内覧対応が嫌になってしまうのです。
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居住中の内覧がストレスになる場合の対処法
もし、居住中の内覧にストレスを感じる場合、どうすべきなのでしょうか。
以下では対処法を解説します。
断捨離をする
不要なものを捨てるのは、内見のストレス防止対策に有効な方法です。
たとえば、使っていない家具家電や小物など、自宅で邪魔になっている不用品はないでしょうか。
そういった、不用なものが部屋に置かれたままだと邪魔になり、部屋の掃除がしにくくなるのです。
とくに、大きな家具家電の場合は、隙間にほこりやゴミが溜まったり、周辺の汚れが取れにくくなります。
さらには、部屋のスペースを余分に取ってしまうため、掃除したとしてもスッキリとした住空間に見えないでしょう。
そのため、整理整頓をしたつもりでも、部屋がきれいに見えなくなるでしょう。
こうした問題を解消するためには、断捨離がおすすめです。
家の売却が決まってから、荷物を整理するのではなく、買主を探している現段階から、不用品を捨てておきましょう。
不用品がなくなれば、今までよりも掃除が簡単になります。
内覧の要望が入っても、すぐに掃除を済ませられるため、負担軽減の方法として最適です。
「見ないでほしい箇所」を作らない
内見時に見られたくないと思ってしまうスペースはないでしょうか。
たとえば、散らかった子ども部屋や使い終わった食器が溜まっているシンクなどが挙げられます。
こうした「見ないでほしい箇所」を作らないことも、内覧前の対処法といえます。
たとえば、子ども部屋の散らかっている部分を整理する、シンクにあるお皿は都度洗っておくなど、常に見られても良い状態にすることが大切です。
もし、内覧希望があった際に、この対処法がおこなわれていれば、部屋をじっくり見られても嫌な気持ちにならないでしょう。
これは、ストレス対策として有効な手段でありながら、簡単にできる方法なのでおすすめです。
急な要請があるのを想定しておく
内覧を希望する方のなかには、「すぐにでも家を見てみたい」と要請してくる場合もあります。
こうした急な要請を想定しておかないと、準備に苦労してしまうため、ストレスの原因になりかねません。
家を売っている最中は、いつ内覧の希望があってもおかしくないと考えたほうがベターです。
また、こうした気持ちで過ごしていれば、普段から部屋を散らかさないよう心掛けられたり、掃除の習慣がついたりします。
内見の要望があったとき、簡単な整理整頓だけで部屋がきれいになれば、心身の負担も少なくなるはずです。
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居住中に内覧なしで売却できるのか
なかには、どうしても内覧なしで売りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
こうした場合は、どのように対処すべきなのでしょうか。
内覧なしはデメリットがある
家の売買時には、内覧がおこなわれることが基本です。
しかし、内覧なしで売却することも仕組み上は可能となっています。
ただし、内覧なしで売却するのには、デメリットがあることを理解しておきましょう。
まず考えられるのが、買主からすると、高額な住まいを内見なしで購入するのには勇気が必要なためです。
そのため、内見なしだと、なかなか買主が決まらず、売れにくくなる可能性があります。
さらに、その状況を脱却するために、家の価格を相場より下げるなどの工夫が必要になる場合もあります。
内覧は必須ではないものの、こうしたマイナスポイントがあることは理解しておきましょう。
webで内覧する方法も
近年ではweb内覧を選択する方が増えています。
これは、コロナ禍によって、非対面式のサービスに注目が集まったことが起因しているでしょう。
具体的な仕組みは、カメラを使って室内の状態を撮影し、ネットを介してその様子を買主に見てもらうという流れです。
必要最小限の雰囲気を伝えられるため、全く室内の様子を見せないよりも好印象につながります。
ただし、購入希望者が実際に足を踏み入れるわけではないため、なかには明確なイメージができず、購入に踏み切れない場合もあります。
不動産会社に買い取ってもらう方法も
内覧のストレスから解放されたい場合は、不動産会社に買い取ってもらう方法もおすすめです。
物件を購入してくれる相手が不動産会社になるため、内覧対応の必要は一切ありません。
販売活動もおこなわず、最短1週間程度で現金化できるため、急いで売りたい方にも適しています。
買主とのやり取りも必要ないため、忙しい方に向いている方法です。
ただし、不動産会社に買取してもらう場合は、相場の7~8割程度の売却価格となります。
そのため、高値で売却したいと考えている方には向きません。
ただし、スピード感や利便性などのメリットはあるため、あくまでも収益性に大きくこだわらない方に適した方法といえるでしょう。
相場以下の価格で売りたくないと感じる場合は、やはり内覧対応をしてでも買主を探す必要があります。
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まとめ
居住中の内見対応では、掃除の手間や購入希望者のマナーの悪さなど、さまざまな要因でストレスになります。
対処法としては、断捨離をしておくほか、web内覧をおこなうなどがあります。
また、不動産会社に買い取ってもらう場合は内覧なしになるため、必要に応じて検討してみてはいかがでしょうか。
このブログの担当者✎
様々な情報を発信していきます(^^)!
私自身、学生の頃から不動産会社のチラシを見ることが好きだったこともあり、大手不動産会社で賃貸仲介業務に携わり、その後、外資系不動産会社にて海外富裕層のお客様向けに不動産売買のお手伝いを行ってきました。
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