家を売却したいと思ったからといって、すぐに手続きを進められるわけではありません。
スムーズに家を売るためには、事前準備の方法を知っておくのが大切です。
今回は売却の時期や事前に確認すべきポイントについても解説しているので、ぜひ参考になさってください。
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家を売る準備の方法とは
家を売る場合、いくつか準備しておくべきものがあります。
以下では準備方法を解説するので、売却を考えている方は必見です。
仲介を依頼する
仲介は多くの方が家を売るうえで選択する準備方法です。
不動産会社に仲介を依頼して、売主である自分と買主の方との間に入ってもらい、取引をスムーズにしてもらう目的があります。
各種手続きや交渉など、取引におけるさまざまな工程を、不動産会社にサポートしてもらえるのが特徴です。
トラブルが起こった際も不動産会社を頼れるようになるため、不動産売買取引においてほとんどの方がこの方法を選択しています。
ただし、不動産会社に仲介を依頼した場合、仲介手数料を支払わなくてはなりません。
仲介手数料は不動産売却額に応じて異なるため一概には言えませんが、売却価格に対して3~5%発生します。
また、仲介をしてもらう場合、集合住宅は3か月、一戸建ては半年程度の期間がかかるケースが多いです。
買取
買取は不動産会社に直接家を売る方法です。
先述した仲介は、個人の買主との間に不動産会社が仲介する方法でしたが、こちらは買主が不動産会社となります。
そのため、先ほどの方法とは違い、仲介手数料は発生しません。
しかも、買主が不動産会社と決まっているため、販売活動をする期間が発生せず、すぐに現金化できる特徴があります。
最短1週間程度で住まいが売れるため、すぐにでもまとまったお金が必要な場合におすすめです。
仲介手数料が発生せずスピーディーなのがメリットですが、通常よりも収益が低くなるデメリットもあります。
買取の場合は相場よりも7割程度引く金額で取引されるため、仲介で売却したほうが得られる金額は多くなります。
そのため「できる限り高く売って資金調達したい」と考えている場合、買取は不向きといえるでしょう。
個人間売買
個人間売買はその名のとおり、個人同士が直接取引をする方法です。
この場合は不動産会社による介入がないため、自分で販売活動をおこない、各種手続きを進める必要があります。
こちらはそもそも不動産会社を利用しないので、仲介手数料は発生しません。
ただし、家を売るにあたって必要な工程を、自分一人でこなさなくてはならないため、それなりの負担となります。
各種手続きにも不動産業界の知識が少なからず必要です。
経験もノウハウもない状態でおこなうのは、ハードルが高い方法といえるでしょう。
そのため、多くの方が仲介もしくは買取の方法を選んでいます。
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家を売るのにベストな時期は?
家を売る場合、どの時期におこなうべきなのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
季節を考慮する
季節はあまり家を売るのに関係がないと思われがちです。
しかし、ある時期になると市場に出回った家が売れやすくなる傾向があります。
それは、春になる前の1~3月です。
春になると就職や進学など、ライフスタイルが変化する方が一気に増えます。
そのため、その変化に伴って新たな居住地を探そうとする方が多いのです。
現在の住まいが通勤・通学に不便であれば、新しい家を探して快適に暮らそうと考えます。
こうした背景事情を踏まえると、進学や就職などのシーズンに合わせて家を売るのがおすすめです。
築年数に着目する
マンション・一戸建てに限らず、築年数は建造物の市場価値に影響を与えます。
新築当初は素晴らしい建物でも、年数が経過すると劣化していくため、市場価値が下がっていくのです。
なかでも木造住宅は、耐用年数がおよそ20年なので、劣化スピードが早くなります。
そのため、高値で売りたい場合は築年数が経過しないうちに売るのがおすすめです。
築年数が浅いと建物が美しく見えるのはもちろん、害虫・害獣などの影響を受けている可能性も低いでしょう。
売却すれば購入希望者が見つかりやすい傾向があります。
しかし、築年数が経過してボロボロになれば、市場価値が低くなってしまい、相場より安く売らないと購入希望者が現れません。
特別な事情がない限りは、なるべく早く売却するように心掛けるべきです。
税金に注意する
税金は専門的な分野のため、家を売った経験がない方が見落としてしまいがちなポイントです。
もし家や土地などを売って利益を得た場合は、譲渡所得税が課税されます。
しかし、これは不動産を所有していた年数によって、税率が異なるのが特徴です。
不動産を所有していた期間が5年以内の場合、税率は39.63%、5年以上の場合は20.315%となる仕組みです。
つまり、譲渡所得税を抑えるためには、5年以上経過してから売却したほうがいいと言えます。
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家を売る際に事前に準備しておきたいポイント
家を売る際は、以下の項目を事前に準備しておきましょう。
スムーズに手続きが進められるようになります。
ローンの残高をチェックする
家を売る際の事前準備では、住宅ローンの残高があるかチェックする必要があります。
住宅ローンを完済できていないと、基本的には家を売却できないためです。
なかにはローン完済ができていない状態で売却されているケースもありますが、多くの場合は金銭的負担が大きくなるなど、特別な事情があった場合のみにおこなわれています。
もし住宅ローンが残っていた場合は、預貯金ですべて返済しておきましょう。
相場をリサーチする
家を売る際には、相場を把握することが重要です。
おおよその金額でも構わないので相場を知っておかないと、いざ不動産会社で査定をしてもらっても、それが適切な価格なのか判断できません。
相場のリサーチは、ネットで簡単に調べられるので、必ずチェックしておきましょう。
査定額は不動産会社によって差があるため、全く同じ金額を提示されるケースはほぼありません。
そのため、信頼できる不動産会社に査定を依頼し、適切な価格を見つけることが大切です。
また、スタッフの対応力も重要なポイントといえるでしょう。
お客様のご希望の寄り添った金額を提示し、「この担当者なら信頼できる」と思える方と出会えたら、その不動産会社に依頼するのがおすすめです。
いつまでに売りたいか考える
家をいつまでに売りたいのか、おおよそのスケジュールを考えておきましょう。
なんとなく家を売りたいと思って取引を進めるより、いつまでに売りたいのかが明確になっている方が、取引が円滑に進みます。
また、あまり焦らずに売却するのがおすすめです。
すぐに現金化したいと思っていると、焦って物件の価格を下げてしまい、本来得られるはずだった収益よりも少なくなってしまいます。
もちろん価格を下げれば早く売主が決まる可能性が高いため、デメリットばかりではありません。
しかし、高値で家を売りたいと考えている方にとっては、マイナスポイントに感じてしまうでしょう。
少なくとも仲介で売却する場合は、半年以上前から準備を進めておいたほうが無難です。
物件の状態によってはそれ以上かかるケースも稀にあるため、スケジュールに余裕をもたせて早めに行動しましょう。
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まとめ
家を売る場合、仲介や買取などの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
売却時期を決める際は、築年数や季節などを意識するのがおすすめです。
事前準備の際は、ローン残高を確認し、相場をリサーチしておきましょう。
このブログの担当者✎
様々な情報を発信していきます(^^)!
私自身、学生の頃から不動産会社のチラシを見ることが好きだったこともあり、大手不動産会社で賃貸仲介業務に携わり、その後、外資系不動産会社にて海外富裕層のお客様向けに不動産売買のお手伝いを行ってきました。
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